あいさつ
日本もいよいよ成熟社会に入り、余暇時間の増大と共に、レジャーに対する国民の関心が高まる中、近年自然志向を反映してアウトドア・レクリエーションが大きな人気となっております。とりわけキャンピングカー・キャンピングトレーラー・トレーラーハウス等RVによる自然志向の需要増大には、目を見張るものがあります。
欧米では、第二次世界大戦後の車社会、余暇社会の誕生の中で、RVによるオートキャンプが次第に普及し、今や最も大衆的な宿泊を伴うレジャーとして人々に広く楽しまれております。日本でもようやく本格的なRVの活用、RVパークの時代が到来したわけで、そのことは大変喜ばしいことであります。
しかし、反面、現在の日本においては、RVについて、受け入れるための法的な基盤が整備されておりません。このため様々な問題が発生しており憂慮されております。
平成8年7月 私共日本RV・トレーラーハウス協会は、欧米の進んだRVに関するハード、ソフトを日本に導入すると共に、日本に合ったRV普及のための自主基準の作成や法的基盤整備に尽力し、ユーザーの安全と利便を第一にして、健全な日本のRV市場の育成に努めてまいるため発足致しました。
自然災害時の活用
阪神淡路大震災、福岡地震、新潟県中越沖地震等の地震による災害や火災等により家や店舗を喪失した方々の早期復興にキャンピングカーやトレーラーハウス等(RV)を数多活用してまいりました。
自然災害発生時のトレーラーハウス等、RVの活用を推奨しております。
目的
本協会は、キャンピングカー・キャンピングトレーラー・トレーラーハウス等のRVや、RVパーク等の関連市場の健全な育成と発展を図り、消費者の安全及び保護にも努め、もって心豊かな社会の実現に寄与することを目的とする。
事業
本協会は、上記目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)RVの国内市場に於ける、健全な育成と発展を図るための啓発事業。
- パンフレット作成等、各種宣伝活動
- セミナー、講習会、展示会等の開催
(2)RVに関する調査、研究。
(3)RVに関する情報の収集及び提供。
(4)RVに関する安全基準等の作成及びその管理。
(5)RVに関する国内外の行政機関及び団体との連絡及び協調。
(6)RVに関する苦情処理。
(7)RVに関する環境保全事業。
(8)自然災害発生時における会員相互の支援事業。
(9)その他本協会の目的を達成するために必要な事業。
※昨今、トレーラーハウスに関して、ワンタッチ接続であれば全て建築物に該当しないと考える方がおりますが、ワンタッチ接続であっても建築物に該当する場合もあります。
皆様に正しくご理解いただくため、当協会の法的基準からご確認を頂きます様お願い申し上げます。
概要
名称 | 一般社団法人日本RV・トレーラーハウス協会 (旧一般社団法人 日本RV輸入協会) |
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代表者 | 代表理事 稲吉 啓 |
設立 | 平成8年7月2日 |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル2-227 |
電話 | 03-6841-4058 |